「一段高くつくった和室は、茶室のにじり口のようにしてみると面白いのでは」という長田社長の提案。玄関にもリビングにも繋がっていてすぐに腰かけられるので、介護が必要になったときにも使えるようになっています。ちょうどいい高さなので、今はもっぱら椅子代わり&子供達が床に飛び降りて遊ぶ台として活躍中ですね。
そうそう、1階にはテレビを置いていないんですよ。でも退屈しないの。冬は、家族みんなで薪ストーブの火を眺めたり、音楽をかけても木の家だからすごくいい響き。まるで音楽室のようです。
建て終わった時点で完璧な家ってないと思うんですね。実際に住んで生活しながらだんだん自分たちの家になっていく。だから、成長とともに変化させられる柔軟性のある家にしたかったんですが、家族の一体感の為に吹き抜けだけははずせなかった。
子供たちが家のどこにいても気配を感じることができるのが、やっぱりいいですね。将来、個室にこもりっぱなしにならないように、でも、こもりたいときはこもれるような環境をつくってあげたいと思っていたのですが、この家ならそれが可能かなって思ってます。」 |